「カーブだけ」虎新助っ投・ボイヤーは地雷?

2013年06月23日 16時00分

 阪神の新助っ人右腕、ブレイン・ボイヤー(31)が21日、一軍登録された。セットアッパーとして期待がかかるが、不安もないわけではない。それは球種問題。何と変化球はカーブだけで勝負するつもりというのだ。本当に大丈夫なのか――。

 

 

 来日前には持ち球をチェンジアップとカーブの2種類としていたボイヤー。だが、チェンジアップは二軍での4試合で打たれたことで「日本で通用しないことが分かった」と見切りをつけ、変化球はカーブ1本で勝負するという。かつて江川卓氏(58=元巨人)など変化球はカーブだけを投球していたピッチャーはいた。しかし、それは何十年も前の話。打者のレベルも分析も発達した現代野球で、そうした投手はとうに絶滅しているが、本当にカーブだけでやっていけるものなのか。

 

 実はこの件に関してはチーム関係者も心配しており、ダメ外国人の意味で「(ボイヤーは)“地雷”だったんじゃないか」と不安そうに話す。首脳陣からも「先発なら無理だろうけどリリーフならいけるかも。投げる場面にもよるし…」「2つしか球種がないなら、もうキャッチャー次第」と今ひとつ、自信なさそうな声が多いのが現実だ。

 

 山田バッテリーコーチこそ「(変化球はカーブだけで)何とかなると思うよ。相手が直球を待っている時にカーブを投げてかわすとか。ひと言でカーブと言っても1つではない。(19日のシート打撃でボイヤーが投げた時に)審判をやったけど、その時にも2種類のカーブを投げていた。遅いものと速いものとね。それをうまく使えばいい。チェンジアップが使えないといっても決め球にしないとか方法はある」と前向きに話したが、果たして…。

 

 チームメートのスタンリッジにカットボールを習うなど球種を増やそうと努力もしているボイヤー。この新助っ人は虎の救世主になれるのか、それともただの“地雷”なのか…。その答えはもうすぐ出る。