星野監督“ハローワーク野球や”

2013年06月22日 16時00分

 貯金7の2位でリーグ戦を再開する楽天・星野仙一監督(66)が“ハローワーク野球”で悲願の優勝を目指す。

 

 ソフトバンク戦(郡山)を翌日に控えた20日、チームは本拠地・Kスタ宮城で練習。開始前には闘将がナイン全員を集め「後半戦最初だから、流れに乗って調子づけているように頭を取ろう!」と訓示した。

 

 今季の大目標である優勝に向け、ナインの士気も高まるばかりだが、指揮官は今後の戦いに一抹の不安を感じているのか「ハローワーク野球や。ウチはその日暮らしで戦っていかなアカンのや。よそを気にして戦っていてはダメ。ほかの球団の結果なんて気にするのはまだ早すぎるわ」と声を大にする。

 

 打線は好調、不敗神話を継続するエース・田中を筆頭に投手陣も安定感が出てきた。それでも、パ・リーグは首位のロッテから最下位の日本ハムまでが8ゲーム差という混戦模様。毎日が勝負となる。トーナメント戦のような戦いが続く展開を職を求めてハローワークに通うことに例えたようだ。

 

 二軍ではベテランの川井、左ヒジ痛から復帰した辛島ら左腕先発投手がスタンバイ。開幕から59試合右投手が先発しているチームにあって、スポット的な左腕先発の準備も整った。東日本大震災の被災者だけでなく、リストラされたサラリーマンにも勇気を与える球団になるかもしれない。