東京ドームに「ドームラン疑惑」を直撃

2013年06月20日 11時05分

 球界を大混乱に陥れた「統一球隠ぺい問題」が、さらなる波紋を広げている。加藤良三コミッショナー(71)が「知らなかった」とありえない言い訳をしたことで、日本野球機構(NPB)への不信感は頂点に達しようとしているが、こうなると「あの疑惑も本当なのでは?」と思いたくなってしまうもの。実際、一部のネット上ではあらためて「ドームラン疑惑」の真偽を問う声まで飛び出している。果たして真相はどうなのか。東京ドーム担当者を直撃した。

 ――11日にNPBが「飛ぶボール」を使用していたことを明らかにした。東京ドームで「飛ぶボール」といえば「空調を操作しているのでは」などの疑惑があるが、今もかなりの問い合わせがあるのか

 東京ドーム担当者:オープン当初はよく聞かれましたが、ここ数年は問い合わせはほとんどありませんね。ボールがよく飛ぶというご質問には「気圧の影響も少なからずあるのでは」と答えています。

 ――確かに気圧はドーム外より高い

 担当者:気圧差はビルの1階と9階くらい。ただ、飛び方に大きな影響はないと思いますが。

 ――空調に関してはどうか

 担当者:実は空調に関する問い合わせが一番、多いんです。東京ドームでは換気のため36台のファンがあるのですが、巨人戦ですと試合中に稼働しているのは7台だけ。しかもホームから外野に向かって回っているファンはないんです。これは実際に球場に来て体感していただけると分かると思います。バックネット裏の一、三塁側の通路に立つと、グラウンドからの風を感じられるはずです。

 ――巨人の攻撃時だけ風を送っているという疑惑もあるが

 担当者:ありえません。ファンの動きは東京ドームの内圧に影響するので、自動管理されていて簡単には変更できないことになっています。

 ――今回、NPBがウソをついていたことで「東京ドームもウソをついているのでは?」という疑惑を一部で持たれている

 担当者:……。失礼な話です。