大谷「ストライク先行しなければ」

2013年06月19日 11時00分

<日本ハム7-4広島(18日)>日本ハムの注目ルーキー・大谷翔平投手(18)が18日、交流戦最後の試合となった広島戦(マツダ)に「5番・投手」で先発出場。二刀流本格デビューを飾った。

 出場28試合目にして実現した二刀流本格デビューで「投手・大谷」のほうは4回を4安打3失点、4四死球といまひとつだった。先頭で迎えた2回の第1打席で二塁打し、攻撃の間はずっと塁上にいなければならなかった。その影響は大きかったのだろう。2回には松山に本塁打され、また3回にも3四死球で満塁のピンチを招き、2点を失った。

 3ー3の5回に2点を勝ち越すと、栗山監督は「今日はどうしても取らなきゃいけない試合。デキが悪かったらすぐ代える」と宣言していた通り、大谷にその裏の守備から右翼に回るよう命じた。

 プロ最短イニングでの降板となったルーキーは「もっとストライク先行でいかなければいけなかった。走者を出してからもう少し間を取って投げるべきでした。走者に出た後にマウンドに上がるのは初めてでしたが、それはこれからやっていかなければいけない課題」と反省しきりだった。

 これに対して“打”では期待通りの活躍を見せた。初回に今季12本目の二塁打を放つと、5回は無死満塁から内野ゴロで勝ち越しの打点をマーク。栗山監督が「野手をやっていて投手はまだ無理だけど、投手をやっていて野手になる方が可能性としては高い」と話していた通り、5回以降は右翼の守りも無難にこなした。

 投げて打って守れるマルチプレーヤーとしての可能性を示した大谷。「ここから先の歴史は自分で切り開いていくしかない」(栗山監督)。二刀流でどこまで進化できるか。今後が楽しみだ。