阪神に“3人目のハッスル男”出て来い!

2013年06月20日 11時00分

お決まりの歓喜ポーズで盛り上がる阪神ナイン

 阪神が打倒・巨人に向けて“第3の男”を募集中だ。交流戦中に一時は巨人を抜いて首位に立ったものの、最後に3連敗を喫してゲーム差も2・5に広げられてしまった。球団関係者は、この失速の原因としてムードメーカー2人の不振も無関係ではないと分析。チームの命運を握る3人目の「盛り上げ役」の台頭を切望している。

 

 12勝11敗1分けと2008年以来5年ぶりの勝ち越しで交流戦を終えた和田阪神。しかし、最後の最後で3連敗。和田監督が「うまくリーグ戦に入っていけるように」ともくろんでいた交流戦終盤の快進撃の勢いで21日に再開するリーグ戦に突入するというプランも白紙になってしまった。

 

 特に打線の不振は深刻で3連敗中はわずか1得点。指揮官も「ちょっと下降気味。立て直さないといけない」と低迷脱出が急務となっていることを痛感している。そこで“第3の男”だ。

 

 シーズン序盤から波に乗り切れず首位・巨人と31・5ゲーム差の5位に沈んだ昨年と巨人と首位争いを展開する今季の違いは新井良太内野手(29)、西岡剛内野手(29)の2人だという。首脳陣や選手、スタッフが「良太と西岡は野球以外でもチームを盛り上げている。落ち込みそうな時も2人の声かけや元気で盛り返す。その存在は大きい」と口を揃えるほどだ。

 

 この2人がプレーはもちろんムードメーカーとして大貢献したことが今季の2位躍進につながっていたのだが、ここに来て暗雲が垂れ込めている。

 

 まず西岡が左足の状態が良くないこともあって最近5試合で22打数2安打と大きく調子を落としている。そして、新井良も打撃不振で10日に一軍登録を抹消された。この元気印の2人の不調の影響がもろに出てしまった形だ。

 

 もちろん2人の復調にも期待がかかるが、頼ってばかりもいられない。このためチーム関係者は「2人だけだとやはり少ない。お調子者というか、にぎやかしがあと1人くらいはいるといいんだけど…」と“3人目のハッスル男”を探しているのだ。

 

 現状では有力候補が見当たらないものの、やはりチームを勢いづけるのは若手選手だろう。ベンチを明るくする若虎が現れるか。これがペナントレースの鍵となるかもしれない。