阪神が新ユニット「KSE86」結成

2012年06月05日 18時00分

 交流戦で4勝6敗2分けと苦戦している阪神。何とか巻き返したいところだが、それには若手の奮起も不可欠だ。そんな中、チーム内からは和田豊監督(49)に対して、ある要望が…。現役時代の指揮官が当時の村山監督命名の「少年隊」メンバーとしてブレークしたように、現在の虎にも「平成版少年隊」を指名してほしいというのだ。

 1日、甲子園球場で全体練習を終えた和田監督は、交流戦後半に向け「各チームひと回りして、どういう戦術、チームカラーかが分かった。貯金して終わるくらいの気持ちでやっていきたい」と巻き返しを誓った。そのために重要なのは「まだ出し切っていない選手がたくさんいる」と、指揮官が言う通りに潜在能力を発揮し切れていない若手の奮起だ。

 そこで待望論が起こっているのが、阪神の伝説になっている若手ユニット「少年隊」の再来だ。1988年に当時の村山監督が命名した「少年隊」のメンバーは、若かりしころの和田監督と大野久、中野佐資の3人。指揮官は「あのころは少年隊って言って売り出してくれたからね」とユニットがブレークのきっかけになったことを認める。

 和田監督のみならず、ユニット結成でブレークした若虎は多い。最近では野村克也監督が2001年に命名して赤星、藤本(現ヤクルト)、沖原(現楽天ファームディレクター)らを輩出した「F—1セブン」が記憶に新しい。亀山、新庄の「亀新コンビ」も有名だ。

 そこでチーム関係者は「最近そういうのがないから、そろそろ欲しい」。当の若手選手からも「もし監督が作ってくれたら、ぜひ入りたい」の声が出ているのだ。

 ある若手選手は「(平成版少年隊が結成されたら)ファンにも届きやすくなるだろうし(監督に指名されれば)力もプラスされる気がします」と語気を強める。加入適齢期を過ぎた中堅選手は「監督が選べば、若手にはモチベーションになる。大和とか柴田あたりが適任ではないか」と具体的な選手名を口にして熱望。

 チーム関係者も「監督が発表すると定着しやすい」と期待する。

 チーム内では「(名前は)愚連隊でどうだろうか」「甲子園だからKSE、それに監督の背番号の86をつけてKSE86なんてどうか」などと早くも盛り上がるばかり。伝説のユニットが和田監督の下でよみがえるか。あとは指揮官の決断ひとつ!?