二刀流で日ハムに新たな問題

2013年06月14日 16時00分

 二刀流ルーキーに新たな難題だ。11日のイースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)で7回13奪三振の投球を見せた大谷翔平投手(18)は、18日の広島戦(マツダ)で先発登板することが確実視されている。栗山監督も「明日(13日)の状態を見て問題がなければ投げていいのかな」と前向きで、大谷の「本格的二刀流」が初お披露目となることは間違いない。

 

 ただ「本格的二刀流」についての定義でメディアとは温度差があるようで、指揮官は「本格的な二刀流というのはこっち(パ・リーグ主催試合)でDHを外して打席に入ること。セ・リーグは普通に(打席に)入るんだから」と持論を展開。それがいつになるかについては「まだそんな余裕はないし、どっちも必死にやっている。(パ・リーグ公式戦での登板日に)上で打たせるつもりはない。それはオレが(監督を)辞めた後かもしれないし、両方にゆとりを持ってやれればいいよね。この2、3年でやる必要があるのかどうか…みんなに認めてもらってやれたらいい」と慎重に言葉を選んだ。

 

 もっともな話ではあるが、パ・リーグ公式戦でDHを外すとなると、17本塁打のアブレイユやホフパワーら外国人選手の生活権を脅かすことにもつながる。出場試合数や打席数、各種成績に応じて出来高契約を結んでいる外国人にとっては死活問題だ。山田GMも「リーグ戦でDHを外すのは難しい。大谷はまだ1年目だし、ほかの選手との兼ね合いもある。大谷だけのチームではないからね」と懸念する。

 

 交流戦終了後の大谷は投手として中10日ほどの間隔を空け先発登板し、野手として間の5~7試合に出場していくペースとなる見込み。今季中に1試合の中で投打同時出場が実現するのは、18日が最初で最後の機会となりそうだ。