大谷18日「5番・投手」で出場へ

2013年06月10日 16時00分

<日本ハム10-4ヤクルト(9日)>日本ハム・大谷翔平投手(18)が“本当の二刀流”に大きく前進した。「5番・右翼」で出場した9日のヤクルト戦(神宮)で5打数2安打1打点。規定打席には足りないものの、交流戦の打率を3割9分3厘、今季通算打率も3割3分3厘に上げ、5番で出場した4試合で連続マルチ安打を記録した。

 

 もはや堂々たる主軸打者だ。2回の第1打席で相手先発・ラルーの外角ツーシームを左中間フェンス直撃二塁打、4回の第3打席でも初球の149キロを適時二塁打し、大谷の二塁打は10本目となった。

 

 当初、球団は「実際は多くの打席に立ってプロの球に慣れる必要のある打者の方が時間がかかると思う」(山田GM)との予測を立てたが、野手として21試合、64打席の出場で驚異的な安定感を発揮している。順調なら18日の広島戦(マツダ)で実現しそうな「5番・投手」に向けて不安な要素は見当たらない。

 

 山田GMは大谷の二刀流の定義を「投手で(9番など)下位打線ではセ・リーグと同じ。投手がクリーンアップを打つから二刀流の意味がある」と語ったが、開幕から3か月でそれが実現可能な状況まできたのだから、やはり大したものとしか言いようがなさそうだ。