ソフトバンク内川 同郷さしこをバットで祝福

2013年06月10日 11時00分

 ソフトバンクの内川が9日の中日戦(ナゴヤドーム)で初回に先制本塁打を放てば、同点の8回には貴重な決勝打を放ち、チームを4連勝に導いた。前夜8日の「AKB48総選挙」では、大分出身のHKT48・指原莉乃(20)が見事“センター”に輝いた。同郷のヒロインが快挙を成し遂げ、黙っているわけにはいかない。ソフトバンクの大分代表としてバットで指原を祝福。鷹の安打製造機はこの活躍をきっかけに、さらに勢いを増すに違いない。

 

 3―3で迎えた8回。中村の四球と本多の犠打で一死二塁とすると、ここで内川は、相手3番手・岡田から見事な適時二塁打を放ち、チームに貴重な勝ち越し点をもたらした。これで勢いづいた鷹打線はなおも一死二、三塁から暴投とラヘアの適時打で3点を追加。この回4得点で試合の流れを一気に決めた。 終盤に追いつかれるいやな展開。投手陣の調子はけしていいとはいえず、しかも相手は本拠地ナゴヤドームではめっぽう強い中日だ。逆転負けも覚悟しなければならない状況だったが、内川は「中継ぎが無理をして投げてくれている。そのぶん野手が頑張りたいという思いがあった」と、見事にチームを救った。

 

 初回にはベテラン左腕・山本昌の甘く入ってきたスライダーを完璧にとらえ、7号先制2ランとした。前夜8日の試合は4打数1安打。ヒットは1本あったものの、自分の中では「やられた(抑えられた)」と感じていた。それだけに「最初にこういう形(先制本塁打)で結果を出せて良かった」という。 続く2打席は凡退したものの、8回には勝利につながる大事なチャンスで結果を出し、鷹の主砲の存在感を見せつけた。前夜は指原が一夜にして日本注目のAKBのセンターに輝いた。同じ大分県人の内川はバットで“オラが町のヒロイン”を祝福した。

 

 内川は優勝争いがしたいという理由で横浜(現DeNA)から鷹軍にFA移籍した。一方、指原は過去の恋愛スキャンダルを理由にAKB48からHKTへと“異動”させられた。九州に戻った理由やいきさつはまったく違う。それでも博多を拠点に地元を盛り上げようとがんばっている点は共通している。

 

 指原が日ごろ活動している「HKT48劇場」はヤフオクドームと隣接するホークスタウンモールの中にある。まさにお隣さん。今後、指原はAKBのセンターとして日本中で活躍するだろう。内川も負けてはいられない。鷹の大分代表としてチームを栄光のゴールへとけん引する。