サル?犬?DeNAの野生児

2012年06月05日 18時00分

 DeNAの荒波翔外野手(26)が3日の西武戦(西武ドーム)で3安打3打点の大暴れ。7―5の逆転勝ちに貢献し、打率3割0分5厘でリーグ首位打者に浮上した。

 淡泊な打撃が目立っていたため前日の試合では懲罰交代を命じた中畑監督だが、大逆転劇の口火を切る荒波の2点適時二塁打に「褒めちゃいけないんだけど(活躍が)際立っていた」と絶賛。続けて評価したのが2度の好守だった。

 まずは5回、左中間へ飛んだ秋山の打球を見事にダイビングキャッチ。さらに同僚も驚いたのが8回のプレーだ。大崎が完璧にとらえた打球は右中間最深部へ。中堅の定位置付近にいた荒波は、そこから50メートル5秒7の快足でアッという間に打球に迫り、フェンス間際で捕球に成功した。

 あまりに人間離れした動きに、中畑監督は「サルだ!」。高木ヘッドコーチは「イヌ」と評した。元祖〝ベイの野性児〟金城までが「球より速かったよ。まだ伸びてる打球に追いつくなんて動物じゃないとできない」とビックリ。チームはいまだ最下位だが、〝2代目野性児〟の存在感は日に日に増している。