楽天ルーキーが夢見る〝禁断のひと言〟

2012年06月05日 18時00分

 楽天のドラフト2位・釜田佳直投手(18)が、本拠地初先発となった3日の広島戦で、7回途中3安打8奪三振1失点で今季2勝目を挙げた。前回登板でプロ初勝利を挙げた右腕はMAX149キロの直球と得意のスライダーを武器に2回から5者連続三振などコイ打線を翻弄。4回の一死満塁のピンチでは広瀬、堂林を連続三振に取り「雲の上の存在」と尊敬するエース・田中ばりの雄たけびを上げた。

 快投での勝利にも7回二死一、二塁で降板したことに「7回まで投げ切れなくて悔しい」。それもそのはず、釜田はひそかに、こんな野望を抱いているからだ。

「まだ結果を出していないので言えないんですけど、ゆくゆくは監督とかに『もう1イニングいかせてください』と言えるようになりたい」

 星野監督は釜田の起用法について「ケガが一番心配」と慎重だ。そのため、早めに交代させる傾向にある。だが、釜田には先発投手である以上、最後までマウンドを守り続けたいという意地もある。だからこそ、結果を残した上で、〝禁断のひと言〟を言ってみたいのだという。

「田中さんは1年目に11勝を挙げたので、それに近づき、超えるつもりで頑張りたい。もっと勝って新人王を狙います」と釜田。その前にまず〝闘将のハードル〟を越えるつもりだ。

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