“大量組織票”で大谷球宴出場前進

2013年06月06日 16時00分

 日本ハムの二刀流ルーキー・大谷翔平投手(18)が5日、栗山監督の“宣伝効果”もあり球宴第3回中間発表で外野手部門の3位に浮上した。

 

 同僚の陽岱鋼外野手を178票抑えての逆転で、2位・糸井(オリックス)との差は4939票となっている。全パを指揮する栗山監督がすでに「オールスターは開幕から頑張った選手たちが夢見る場所。頑張った選手たちに失礼になるし、個人的な思いを入れちゃいけない」と監督推薦の可能性を排除しているが、これが逆に投票の後押しになっているようだ。

 

 大谷の母校・花巻東や後援者サイドに大規模なキャンペーンを張っている形跡はなく、大谷のファン投票選出を後押しするのは昨年の球宴投票でパ12ポジションのうち8ポジションを日本ハム勢が独占した“組織票”頼みとなりそう。

 

 すでにその兆候は表れており、最下位に沈むチーム成績に反比例して外野手部門で中田、中継ぎ投手部門の増井、抑え投手部門の武田久、一塁の稲葉が1位得票を集め、逆転可能な2位に鶴岡(捕手)、西川(二塁)、大引(遊撃)、アブレイユ(DH)が各部門でつけている。外野手の選出圏内にいる大谷と合わせて最大9人の日本ハム勢に可能性が広がっている。