大竹でも連敗止まらず広島最下位

2013年06月06日 10時58分

4回、投ゴロを捕球する大竹

<広島3-5ロッテ(5日)>広島の連敗が止まらない。5日のロッテ戦(マツダ)は先発の大竹が好調・マリンガン打線に打ち込まれ、6回4失点で降板。エルドレッドが復帰した打線も1点差まで迫ったが、試合をひっくり返すことはできなかった。これで6連敗となり、借金は今季ワーストの10にまでふくらんだ。なんとか立て直さないと、赤ヘルのペナントレースは球宴前に終わってしまいかねない。

 連敗ストッパーとして先発のマウンドを託された大竹だったが、初回、いきなり打たれた。先頭の根元に二塁打を許すと、3番・井口には、甘く入ったシュートを左翼席に運ばれて2点を先制されてしまった。

 何としてもチームに白星をもたらしたかった。この試合まで5連敗。そのスタートとなったのが大竹が黒星を喫した5月29日の日本ハム戦だった。責任感の強い右腕は「連敗をストップできるようにしたい。野手の人も特守をやっている。投げるのは一人だが、守備を信用してゴロを打たせるピッチングをしてきたい」と並々ならぬ気合でマウンドに上がった。

 しかし、細かい制球が定まらないところをロッテ打線につけ込まれた。同点で迎えた5回には一死から根元に二塁打を浴びると、続く角中には勝ち越しの適時三塁打。6回には鈴木の三塁打から岡田に犠飛を浴びて追加点を許してしまった。ロッテ打線の長打攻勢の前に6回4失点。大竹は「高めに浮いたボール、ストライクを取りにいったボールをロッテ打線は見逃してくれなかった」と悔しさをにじませた。

 野村監督はこの日、右手骨折から復帰したばかりのエルドレッドを緊急昇格させてスタメンに起用。5試合で6得点と貧打に喘ぐ打線のテコ入れを図った。2点を追う2回には梵の適時打、石原の犠飛などで一気に同点とした。しかし3回以降はいつもの貧打に逆戻り。8回二死二塁から堂林の適時打で1点差まで追い上げたが、そこまでだった。

 これで借金は2桁の10で順位は最下位となった。一刻も早く立て直しを図らないと、このままシーズンは終わってしまうだろう。全力で長いトンネルを抜け出さなければならない。