コイ打線極貧3安打、援護なしバリ6敗

2012年06月04日 12時00分

 広島は3日、楽天戦(Kスタ宮城)に1—3で敗れ、連勝は3でストップした。先発バリントンがリズムに乗れず6回8安打3失点で今季6敗目(2勝)。打線も助っ人右腕をまったく援護できず3安打に抑えらた。これで借金は再び9に逆戻り。大型連勝がなかなか実現しないチーム状況に野村監督も頭を抱えている。

 この日の相手先発はドラフト2位の高卒ルーキー・釜田。もともと〝初物〟には弱いとはいえ、あまりにも打てなさすぎた。

 初回から3回までは安打なし。4回に東出の左前打と相手の失策で一死満塁のチャンスをつくったが広瀬、堂林が続けて三振を喫し、得点することはできなかった。

 釜田に疲れが見え始めた6回、一死から丸が四球を選んで出塁。ニック三振のあと、岩本が「甘い球を見逃さずに打ちにいけた」と右中間を破る適時二塁打を放ち、1点を返す。続く7回には二死から代打・天谷の二塁打と梵の四球で一、二塁としてルーキーをマウンドから引きずりおろした。しかし代打小窪は2番手・ハウザーの初球を簡単に打ち上げ、貴重なチャンスを見事につぶした。その後は楽天救援陣に完ぺきに抑えられ逃げ切られた。

 打線がこの試合で放った安打はわずか3本。釜田のスライダーにバットは空を切り、MAX149キロの直球に差し込まれた。チャンスを迎えてもあと1本が出ない。打席に入る打者からはそれぞれから〝萎縮オーラ〟が漂った。

 覇気がない打線に対し、野村監督は「チャンスで打たないと得点は入らないんだから。回ってきた者は『オレが打たないと』という気持ちで躍動してほしい。自分しかない。そこだけです」と語気を強めた。

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