虎のアニキ「素直にうれしい」

2012年06月04日 12時00分

 阪神の金本知憲外野手(44)が3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で2打点をマークし、プロ野球史上9人目の通算1500打点を達成した。44歳2か月での到達は、落合博満の42歳8か月を抜いて、史上最年長。

 その瞬間が訪れたのは1—2で迎えた5回。金本は二死一、三塁と長打が出れば一気に逆転というチャンスに打席に立った。

 そこまでの打席では日本ハム先発・武田勝の前に空振り三振、三ゴロ。ここでも1ボール2ストライクと簡単に追い込まれてしまう。だが4球目、甘く入ったシュートを鋭く叩くと、打球は鋭く右翼へ。ボールが外野を転がる間に三塁走者・平野だけでなく、一塁走者・鳥谷も一気に本塁を駆け抜けた。これで通算1500打点に到達し、鉄人は二塁上で記念の花束を受け取った。

 チームは3—7で敗れ、トラのアニキの〝節目の記録〟を白星で飾れなかった。試合後、金本は「久々に打点をあげられたのは素直にうれしい」と喜んだ。自分のことよりチームを重んじる鉄人らしく、通算1500打点到達については「それほど気にしていない」とあまり多くを語らなかった。