巨人首位奪回!杉内1か月ぶり4勝

2013年06月04日 11時00分

杉内と原監督はグータッチ

 1日で首位奪回! 巨人は3日の西武戦(西武ドーム)に7ー3で快勝し、連敗は5でストップ。この日、阪神がソフトバンクに敗れたため、再びリーグ首位に立った。3回に阿部の14号ソロ、5回に村田の8号2ランが飛び出すなど、久々の一発攻勢で初対戦の西武・菊池を攻略すると、杉内も粘りのピッチング。6回5安打3失点で約1か月ぶりの4勝目を挙げた。

 何としても勝つ。5連敗で追い詰められた巨人ナインは試合前から気合が入っていた。西武の先発はここまでリーグ防御率トップと好調を維持している菊池。初物、左腕と苦手材料が揃っていたものの、そんなことは言っていられなかった。

 初回、阿部の犠飛で先制点を奪うと、3回にも阿部は「インコースをうまくさばけた」と14号ソロ。前日の敗戦後は「(連敗は)自分のせいです」と強い責任感を示した主将が自らのバットで活路を開くと、他のナインも続いた。

 4回には寺内、中井の適時打でさらに2点を追加。この時点で菊池をマウンドから引きずり降ろし、5回には村田にも8号2ランが飛び出すなど、先発全員の13安打で連敗を止めてみせた。

 投げては先発・杉内が粘った。3回までにバッテリーエラーもあって3失点しながら、4回からは修正。持ち味である打たせて取るピッチングでゴロの山を築き、4月30日以来の4勝目を挙げた。降板後は「野手の皆さんの援護のおかげで、何とか6回まで投げることができました」と周囲に感謝の言葉を忘れなかった。これで杉内は交流戦通算23勝。元同僚の和田(オリオールズ)の22勝を抜き、白星で歴代単独トップに立った。

 ただ、試合には勝ったものの、守備の乱れも目立った。初回、秋山の打球はセカンドの寺内が追い過ぎて、二塁打に。そこから失点につながった。3回にもパスボールで失点を許すなど、バッテリーエラーも相変わらず。これは先発の杉内自身も「防げた失点だった」と反省。まだ課題は残っていると言えるだろう。

 首位から陥落した前日2日の試合後にチームは緊急ミーティングを開いた。その効果もあって1日での奪回に成功したが、再びチームが上昇気流に乗るためには細かい修正も必要となりそうだ。