レオ低迷の裏に人事ミス

2012年06月06日 18時00分

 戦前の下馬評では断トツの優勝候補に挙げられながら、最下位から抜け出せない西武。チーム打率、防御率ともリーグワーストという迷走飛行の中、チーム内では「球団は切る人間を間違えたのでは」と、ささやかれている。


 西武は昨オフ、6人のコーチを解任。なかでもナインにとっては頼れる存在だった熊沢前打撃コーチ補佐が解任されたことが痛かったという。


「本当に選手から信頼されていた打撃コーチは熊沢。ただ在任中の4年間は常にサブの立場だったことで表立っての指導ができなかった。今いる選手の多くが熊沢が目をかけてきた〝物件〟。悪い状態になった時にどう立て直すか。指導の過程を知らないコーチでは何も手をつけられないのが実情」(西武OB)

 

 実際〝熊沢門下生〟として昨季ブレークした21歳の浅村などはその代表例で、完全に自分の打撃を見失ない、自信を喪失しているのが現状だ。


 一方、批判の的となっているのは攻撃陣を預かる土井ヘッド兼打撃コーチで「言うことが感覚的すぎて時代遅れ」「(狙い球など)指示が的確でない」など選手からの評判は散々。最下位低迷は判断を間違えた球団の失態といえそうだ。