阪神ナインが“和田監督!ネガティブ発言もっとして!”

2013年05月31日 16時00分

審判団に猛抗議する和田監督

 阪神は29日の楽天戦(甲子園)、拙攻連発で0―2と完封負けを喫した。28日の逆転負けに続く重苦しい連敗。さらに、福留の長期離脱、守護神・久保の二軍落ちと悪いニュースも相次いだ。この険悪ムードを払拭するためにも景気の良い話が欲しいところだ。しかし、チーム内から待望論が噴出しているのは、なぜか和田豊監督(50)の「ネガティブ発言」だ。

 

 和田監督が「1本出れば大量点になる展開だった」と悔しそうに振り返ったように勝たなければいけない試合だった。楽天先発・戸村が6回までに8四死球と不安定で満塁機も3度あったものの、決定打を欠き無得点。8回1失点と好投した自軍の先発・榎田を見殺しにしてしまった。

 

 28日も8回裏に勝ち越して9回に守護神・久保を投入する必勝リレーで逆転負け。悔やんでも悔やみきれない連敗となった。追い打ちをかけるように主軸の福留が左ヒザ手術を行い今季絶望の危機。ストッパーの久保も再調整のため一軍登録を抹消された。このまま一気に沈んでしまいかねない暗黒ムードに包まれている。

 

 そんな中、流れを変える切り札として期待されているのが指揮官のネガティブ発言だ。その理由を球団関係者は「今年は監督がネガティブなことを言うとプラスに転じるんだ。だから、もっとネガティブ発言を連発してほしい」と説明する。

 

 例えば4月17日の巨人戦で4本塁打を浴びて1―8と完敗すると「打線の援護がないと勝てない。打つポイントが近すぎる。向こう(巨人)の長打を打つポイントと明らかに違う」と嘆いた。すると翌18日に2本塁打が飛び出し8―1と快勝し、4連勝につながった。

 

 2日には「エースを打たんと、チームは乗っていけない」と言うと巨人・杉内、ヤクルト・石川、ソフトバンク・摂津、西武・涌井、日本ハム・武田勝とエース級を次々と撃破。また、25日に藤井彰について「打ってないね」と指摘すると翌26日には2点適時二塁打を放ち見事お立ち台だ。

 

 ここまでくれば偶然で片付けるわけにはいかない。今や「次のネガティブ発言はいつだ」と球団関係者が待ち望んでいる状況だ。やはりチームの苦境を救うのはリーダーの言葉。和田監督の一言一句に注目が集まっている。