星野監督大胆予想「セ・リーグVは阪神」

2013年05月31日 11時00分

 闘将が珍しく声を弾ませた。楽天が29日の阪神戦(甲子園)に2―0で勝利。自らが就任して以来初の貯金「5」(チームとしては4年ぶり)となり、試合後の星野仙一監督(66)は明らかに上機嫌だった。2点目の適時打を放った嶋がバスに乗り込む際には「おお! 嶋~!」と甲高い声で拍手を送るなど目尻を下げっぱなし。終始白い歯をのぞかせていた。

 

 そんなご機嫌モードを象徴するように闘将は大胆にもセ・リーグの今季優勝チームを大予想。交流戦12試合を戦い、その上で首位争いを繰り広げる巨人と古巣・阪神の行く末について次のように言い切った。

 

「阪神が逆転するやろ。理由? 勢いやな。巨人は開幕の連勝で作った貯金で飯を食っているだけやろ」

 

 阪神は26日、救援陣補強のためボイヤー(前ロイヤルズ傘下3A)を獲得。このフロントの姿勢も大きいという。

 

「どっかのチーム(楽天)みたいに、チームが下り坂になったとこで補強しても、それは補強とちゃう。上り調子の時がタイミングなんや。当たるか外れるかは別として、そういう姿勢をフロントが見せることによって、おれたち現場も『おっ、本気で勝とうとしてくれているんや』って思えるんやないか」

 

 フロントを含めた“チーム力”を高く評価し、阪神に「◎」を打った。かねて「阪神と日本シリーズで戦いたい」と話してきただけに古巣の優勝を予言したということは…。早くも自軍のリーグ優勝に確かな手ごたえを感じ取っているのかもしれない。