大谷への「二刀流批判」に黒木コーチ反論

2013年05月26日 16時00分

  日本ハム・黒木知宏投手コーチ(39)が、プロ初登板を終えた大谷翔平投手(18)への「二刀流批判」に憤る胸の内を明かした。

 

 23日の投手デビュー戦、大谷は最速157キロストレートなどで大器の片鱗を見せた。黒木コーチは「一軍で投げる大谷翔平のすごみが分かった」と18歳ルーキーの初陣に最大級の賛辞を送った。

 

 そんな黒木コーチは、大谷の初登板前にこんなことを語っていた。「大谷の初登板にインパクトはない方がいいと思っています。試合は大谷だけのものではないし、現場は興行のためだけにやっているわけではないから」

 

 そう強調したのも無理はない。大谷の二刀流挑戦について「どうせ失敗する」「客寄せのための話題作り」などといった、周囲の批判に思うところがあるからだ。「ここまでいろいろな胸に痛い言葉とか批判を目にしたり聞いてきて、どうして今の時代は素直に若者の挑戦を応援できないのかな、と。決して興行のためではないし、状況を含めて判断した結果なんです。それに大谷はもう二刀流をやっているし、事実できている。本当はその是非が議論されていること自体がすごいんです」

 

 初登板を終えてもなおやまず、二刀流批判へのフラストレーションはこれからも続くだろう。

 

「この球団に入った時からもう覚悟は決めています」という黒木コーチの忍耐力がさらに試されている。