闘将の〝昭和のゲキ〟通じず

2012年06月04日 12時00分

 闘将の〝昭和なゲキ〟は平成の選手に響かなかった――。楽天は昨季の星野仙一監督(65)就任後、31日の敗戦で対巨人6連敗。現役時代から「打倒巨人」に燃えてきた指揮官は「このチームは劣等感も何も感じないんじゃない?」と、ナインのG倒に対する意識の低さに嘆くばかりだった。

 闘将は、時には自身の現役時代を振り返りながら、事あるごとに「何倍も年俸をもらっている相手(巨人)を倒すのは快感やろ!」「俺のころは強い者に闘志を持って向かって行ったものや!」と、巨人に勝つことの快感や重要性を説いてきた。しかし、そんな猛ゲキも若手が多い楽天では「グラウンドには銭が落ちている」と同様の〝古語〟に聞こえるのか、いまいちピンときていないのが実情だ。

 2戦連続で高橋由に2ランを許した捕手の小山桂は「Kスタ(16、17日の巨人戦)では今度こそ同じ間違いをしないように」と反省するばかりだったが…。

「去年は巨人戦の負けからチームがおかしくなった」という星野監督の不安は解消されないままだ。