ゴジラ効果でベテラン由伸好調

2012年06月02日 12時00分

 巨人のベテラン高橋由伸外野手(37)がここにきて調子を上げている。5月30日の楽天戦で杉内のノーヒットノーランをアシストする2ランを放つと、31日には決勝2ラン。

 交流戦首位をひた走る巨人が31日の楽天戦(東京ドーム)を4―2で快勝し、今季最多の貯金「8」とした。ヒーローは前夜に続いて2試合連続の決勝アーチを放った高橋由伸外野手(37)だ。好調の裏には指揮官からの言葉と、レイズの松井秀喜外野手(37)の存在があった。


 最近は腰痛との闘いが続いていたベテランにとって、異例ともいえる順調ぶりだが、そんなベテランを支えているのは原監督からの熱い言葉があった。

 開幕前はオープン戦で好調の新外国人・ボウカーとの左翼争いが注目された。一時は控えも覚悟したという。ところが、開幕直前に「監督が『今年一年間は軸としてやってくれ』と言葉をかけたんです。由伸もまさかそんな言葉を言われるとは思ってなかったので、意気に感じたようです」(チーム関係者)。

 さらにベテランを奮い立たせているのは、メジャーに昇格したばかりの松井の活躍だ。高橋由は2月22日付の本紙終面で「松井さんよりも長く野球をしていたい。どっちが先に辞めるか勝負ですね」と語るなど、ライバル視していた。そんな松井が昇格初戦に本塁打という結果を残したことで「上がってすぐだから、すごいよね。負けたくない? もちろんね!」と大いに刺激を受けた。

 チームは5月だけで貯金12、交流戦優勝も見えてきた。故障知らずの今季のヨシノブは、とにかくひと味違う。