G新守護神・西村「久保さんのおかげ」

2012年06月02日 18時00分

 巨人快進撃の〝陰の立役者〟といえば、今季から新守護神を務める西村健太朗(27)だろう。防御率1・77、11セーブ(29日現在)の活躍と、ここ数年不安定だったクローザーが固定されたことで、投手陣に安定感が増したのは間違いない。今の心境を直撃した。


 ――守護神に抜てきされて2か月。だいぶ慣れたのでは

 西村:いやいや、慣れてないですよ。今でも毎試合緊張してます。マウンドでは絶対にそれを顔に出さないようにしていますけどね。

 ――武器のシュートに加え、空振りを取れるフォークもある。守護神には適役だ

 西村:でも最近、フォークがあまり落ちないんですよね(苦笑い)。緊張からなのか、抜けちゃいけないという力みからなのか…。とにかく高めに抜けるのが一番怖いんで、フォークを投げる時はベースめがけて、ワンバウンドしてもいいくらいの感覚で投げるようにしています。

 ――守護神として心がけていることは

 西村:久保さんのアドバイスが僕にとってはとても大きかった。「とにかく勝てばいいんだ。極端な話、3点リードしていたら2点までなら取られてもいい」と。本当は取られちゃいけないですが、その言葉ですごく気持ちが楽になりました。

 ――日々投げるだけに「気持ちの切り替え」も大事になる

 西村:まだ「大失敗」というところまではいっていませんが、打たれても「全て初めての経験だから」という感じで、今は気持ちを切り替えることができていますね。

 ――セーブ数など目標の数字はあるか

 西村:自分は数字を決めると打たれるタイプなので、そういうのは決めず一試合、一試合をしっかり投げたい。

 ――キャンプ中は先発ローテを目指してきた。先発への未練はあるか

 西村:いずれは先発、という気持ちはなくはない。でも(抑えで)結果も出せていないのに、そんなことは言えないです。監督から抑えに任命していただいて本当にうれしかったし、今はこのポジションで結果を残したいです。