降格ペーニャ36打席ぶり安打

2012年06月01日 12時00分

 ソフトバンクの秋山監督が8試合無安打のペーニャに対し、ついに動きを見せた。31日のDeNA戦(北九州)の試合前、助っ人砲を監督室に呼んで話し込んだのだ。

 極度の不振に陥っていたペーニャについて「(交流戦で)初めて対戦する投手が多くて受け身になってしまっている」と分析。監督室で長時間にわたって話し込むと、かたくなに動かさなかった4番から5番に降格させた。打線へのテコ入れで〝音なし状態〟の大砲の復活に期待した。

 そんな指揮官の期待に応えるかのように、ペーニャは4回二死一塁から実に36打席ぶりとなる左前安打を放った。結局、この1安打のみだったとはいえ、不振の打線にようやく一筋の光は見え始めた。

 交流戦開幕を前にして、チーム内からは厳しい声も出ていた。過去3度の優勝を誇る絶対王者としての下馬評とは裏腹に「(18勝4敗2分けと圧倒した)去年と同じように行くとは考えないほうがいい。なめているようだと痛い目にあう。借金を抱えている可能性だってある」(チーム関係者)。そんな不安が今まさに現実のものになりつつある。

 DeNA救援陣をとらえた鷹打線だが、2−2の同点とするのが精いっぱい。試合は9回規定により時間切れ引き分け。チームの悪いムードを払しょくするためにはペーニャのド派手な一発が必要不可欠。再爆発を期待するしかない。