高木監督の気まぐれ発言で森野〝炎上弾〟

2012年06月01日 12時00分

 中日・森野将彦内野手(33)が5月30日のオリックス戦(ナゴヤドーム)でプロ16年目で初のサヨナラ本塁打を放った。ヒーローは「大事な場面で打てて僕も興奮している。(本塁打を)狙って打ったのは久しぶり。チームの力になれて、何より勝ったのがうれしい」と言葉に力を込めた。

 打撃不振にあえいでいた森野の発奮。チーム内では「高木監督の発言がきっかけとなった」と言われている。昨季まで楽天に在籍した山崎への仙台のファンの応援が目立った23日の楽天戦(Kスタ宮城)後、指揮官が「森野(の調子)がもうひとつだし、あれだけ応援してくれるなら明日は山崎を3番にしようかなと思っとる」とコメントしたことだ。

 実際には翌24日以降も3番は森野。単に高木監督の気まぐれな発言にすぎなかったのだが「監督の発言に選手は敏感だからね。(3番失格みたいに言われて)森野は面白くなかったはず。まして監督は『3番はチームで一番いいヤツが座るところ』と言ってきたのだから余計に悔しかったと思う」(チーム関係者)。

 言うことがころころ変わる高木監督。周囲は振り回されっ放しだが、森野には、プラスになったようだ。