桐光・松井にプロ熱視線も大学進学が規定路線

2013年05月04日 14時00分

 昨夏の甲子園で1試合22奪三振の大会記録をマークした桐光学園(神奈川)の松井裕樹投手(3年)が、春季神奈川県大会でも奪三振ショーを繰り広げている。今年のドラフトの超目玉となるのは間違いないが、プロ球団には、ショッキングな情報も飛び交っている。

 

 大会関係者が「記憶にない」という保土ヶ谷球場初の約1万5000人、満員札止めのスタンドでは阪神、中日などのスカウトも熱視線を送っていた。


 各球団が「あの腕の振りとスライダーのキレは明らかにモノが違う」と絶賛しており、今年のドラフトの超目玉となることは間違いないが、プロ入りするか否かは現段階では未定。


 日本ハム・山田GMが「成績もいいらしいから、大学進学の可能性もあるだろう」というように、県内屈指の進学校でもある桐光学園から即プロ入りの実績はなく、大学進学が進路の既定路線となっている。


 事実、松井に関しても水面下で東京六大学の名門、早稲田、慶応が激しい勧誘合戦を繰り広げていることが分かった。


 野呂監督の母校・早大は桐光OBの東條航内野手(4年)がキャプテンとして松井に猛チャージをかけ、早大以上にOB進学率の高い慶大も独自ルートで必死のアピールを続けているという。


 それも当然で、斎藤佑樹(日本ハム)卒業後の六大学は、いまやすっかり閑古鳥が鳴いており、平日の昼間に地方球場を簡単に満員にしてしまう奪三振マシンの話題性と動員力はこれ以上ない魅力なのだ。この他にも東都の中央大が虎視眈々と松井の獲得を狙っているという情報もある。


 2日の準決勝には、女子アナも駆けつけた。テレビ朝日からは宇賀なつみアナがやって来て、テレビ東京は紺野あさ美アナを投入する熱の入れよう。新たなスター候補への注目度はヒートアップするばかりだ。


 昨秋ドラフトの反動でただでさえ「不作」が叫ばれる今年のドラフトから、超目玉が大学野球へ進むとなれば、プロの話題は一気にしぼんでしまいそうだ。

 

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