投球も私生活も堅実なG星野

2012年05月31日 18時00分

 27日の日本ハム戦で3年目の巨人・星野がプロ初勝利をマーク。BCリーグ信濃を経て、育成枠から史上4人目となる白星をつかんだ左腕は「うれしい以外、言葉が出ない。ウイニングボールはおやじにあげたい」と感慨に浸った。素顔は堅実そのもの。移動時に使用しているブランドもののバッグは先輩の小笠原から譲り受けたもので、無駄なお金は使わない主義だ。こんなエピソードもある。

 

「実は、星野は同期の長野が退寮を認められた1年目のオフに、同じく退寮を認められているんですよ。でも、寮にいればお金もかからないし、食事も充実している。そこで当時の清武代表に『僕は寮を出ません!』と宣言して、あぜんとさせたそうです」(チーム関係者)

 

 昨オフから一人暮らしを始めた星野は、本業でも横手投げに変えて安定感を増すなど、上昇気流に乗ってきた。この日の好投には原監督も「特に星野が劣勢の状況を非常にいいリズムに変えてくれたと思いますね」。回り道をした左腕が、ようやくプロとしてのスタートを切った。