阪神にまさかの“2位包囲網”

2013年04月24日 18時00分

 阪神は23日の中日戦(ナゴヤドーム)に3―15と大敗した。中日、DeNA、広島と続く9連戦の初戦に嫌な負け方。和田阪神初の4連勝から一転して怪しいムードになったが、今後も厳しい戦いが待ち受けている。何と巨人を除くセ4球団がまさかの“虎包囲網”を張る動きを見せているのだ。

 

 9連戦の初戦であり、昨季2勝9敗1分けと苦しめられたナゴヤドームの今季初戦でもあったゲームに大敗。15失点以上したのは2005年5月20日以来で、4連勝の勢いも消えかねない嫌な負け方に和田豊監督(50)も「今までこういう(大差で負ける)展開にはなっていなかったけど…。名古屋というのもあるかもしれない」と力なく話すばかり。「一敗は一敗。切り替えてやるしかない」と続けるのが精一杯だった。

 

 加えて阪神には何とも不気味なのが巨人を除くセ4球団の動きだ。某球団のスコアラーがこう明かす。「今年はもう巨人が強すぎる。100勝くらいするんじゃないか。2位以下はみんな負け越しだってあり得る。となれば照準は1つ。阪神だ」。開幕から巨人以外の5球団は「打倒・巨人」の旗印を掲げていたはず。それがあまりに強すぎる巨人を前にして、早くも流れが変わりだした。阪神以外の4球団がターゲットを虎に変更しつつある、というのだ。

 

 貯金2で首位・巨人に4・5ゲーム差の2位(23日現在)につける阪神を4球団で引きずり下ろして2位以下をだんごレースにするのが狙い。別の球団の関係者も「阪神戦は注目されるのもいいしね。(福留、西岡らの補強で)チームとして新しいから一度崩せば一気にいけそうだし…」と話すなど、かなり本気のようだ。

 

 阪神にとっては、まさかの展開としかいいようがない。虎関係者は「なんでやねん!(4球団は)諦めんのが早すぎるやろ!! みんなで巨人を倒そうや!!」と声を大にするが、文字通り“四面楚歌”の状況はもはや避けられない? 嫌な雰囲気だ。