イチロー 東京ドームに詰め掛けた計9万2238人のファンに最大級の感謝

2019年03月22日 12時49分

試合終了後、場内一周してファンの声援に応えるイチロー

 日米球界のレジェンド、マリナーズ・イチロー外野手(45)が東京ドームで行われた開幕2連戦に詰め掛けた9万2238人のファンに最大級の感謝を語った。

 21日の第2戦8回の守備で「エリア51」と言われた右翼のポジションで現役生活最後の時を迎えたイチロー。その瞬間にゲームは止まり、敵味方ベンチの区別も関係なく東京ドーム全体が偉大なレジェンドの功績を万雷の拍手でたたえた。

 イチローは「ゲーム後にあんなことが起こるとはとても想像してなかったんですけど、実際にそれが起きて。19年目のシーズンをアメリカで迎えていたんですけども、なかなか日本のファンの方の熱量というのは普段感じることが難しいんですね」と述懐し、こう続けた。

「でも、久しぶりにこうやって東京ドームに来て、なんとなく印象として日本の方というのは表現することが苦手というか、そんな印象があったんですけど、それが完全に覆りましたね。内側に持っている熱い思いが確実にそこにあるというのと、それを表現したときの迫力というものはとても今まで想像できなかったことです。ですから、これは最も特別な瞬間になりますけど。ある時までは自分のためにプレーすることがチームのためにもなるし、見てくれている人も喜んでくれるかなと思っていたんですけど、ニューヨークに行った後くらいからですかね、人に喜んでもらえることが一番の喜びに変わってきたんですね。その点でファンの存在なくしては自分のエネルギーは全く生まれないと言ってもいいと思います」

 日本凱旋試合とはいえ、自らの古巣でもない東京ドームにこれだけのファンを動員し、28年間の感謝の思いを受け取ったイチロー。まさに記録にも記憶にも残る平成最大級のスーパースターだった。

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