イチロー ファン、敵軍ナインに感謝し全ナインと抱擁

2019年03月21日 22時42分

ファンに感謝したイチロー

 日米球界のレジェンド、マリナーズ・イチロー外野手(45)が守り慣れた右翼のポジション「エリア51」で現役ラストシーンを迎えた。

 4—4の同点で迎えた8回二死二塁の第4打席でショートへのゴロを放ち間一髪のタイミングでアウトとなったプロ28年目のイチロー。前日同様、一度ライトのポジションへと向かい、準備としてのキャッチボールを終えると、タイミングを見計らったようにスコット・サービス監督が主審に右翼手の交代を告げる。

 それを見たイチローはまず、自らの立ち位置から右翼フェンス側を振り向き両手を挙げ感謝の意を示した。と、同時に東京ドームは超満員4万6451人の大歓声と拍手に包まれた。ゆっくりとした歩みで三塁ベンチへ引き返しながらイチローはまずアスレチックスナインのいる一塁ベンチに感謝を示した。

 そしてベンチ前まで来ると全ナイン、首脳陣の出迎えを受け、そのナイン一人ひとりと抱擁。最後にこの遠征に帯同している球団のもう一人のレジェンド、ケン・グリフィーJr.と抱き合いダッグアウトへと下がって行った。

 スタンドの無数のファンから「お疲れさまー!」と感謝とねぎらいの声がこだましていた。

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