イチローは無安打で4回に交代 敵軍ベンチもスタンディングオベーション

2019年03月20日 20時36分

4回、途中交代でチームメートに迎えられるイチロー(中央)

 マリナーズ・イチロー外野手(45)が自身メジャー19度目の開幕戦となった20日のアスレチックス戦(東京ドーム)に「9番・右翼」で先発出場。二飛、四球と1打数無安打に終わり一度、4回の守備についた後、交代を告げられた。

 四球で出塁した4回の攻撃後、一度、守備位置であるライトのポジションについたイチローだったが、これが2019年開幕戦最後のシーンとなった。ベンチから交代を告げられたイチローは、自軍の内野手一人ひとりとハグをしながら三塁側ベンチへ引き揚げた。

 途中、メジャー記録である「シーズン262安打」をマークした当時、2004年の指揮官だったメルビン監督が率いる敵軍ベンチにも右手を上げて感謝の意を伝えると、ア軍ベンチは全員がスタンディングオベーション。この時ばかりは試合を忘れてメジャー球界のレジェンドへ惜しみない拍手を送った。

 昨年5月2日のアスレチックス戦以来、322日ぶりの公式戦出場は無安打に終わり、メジャー通算3089安打(歴代22位)に次の1安打を積み重ねることはできなかった。これで日本開幕戦後の去就に日米の注目が集まるレジェンドの凱旋試合は、21日の残り1試合となった。