イチロー 注目の「引退」に言及「それは僕にも分からない」

2019年03月16日 18時17分

子供たちに囲まれるイチロー

 日本開幕戦後の去就が注目されているマリナーズ・イチロー外野手(45)が16日、気になる「引退」についてコメントした。

 マリナーズは20、21日に行われる開幕アスレチックス戦(東京ドーム)に向け、東京ドームで全体練習を行い、練習前にイチローは菊池、サービス監督と会見に臨んだ。

 昨年5月以来の現場復帰を、マイナー契約のキャンプ招待選手として迎えたメジャー18年目のレジェンド。しかし、アリゾナでのオープン戦を18打席連続無安打を含む25打数2安打(打率8分0厘)、9三振で終え、東京ドームでの開幕2連戦がいよいよ「引退への花道興行」とも認識され始めている。

 この“逆風”をこれまでのように結果で振り払いたいレジェンドは「昨年の春からブランクがあり、それでも十分に体は動く状態にあった。当たり前のように結果を出して、当たり前のようにここにいる状態をつくりたかったんですけど…そうは実際ならず、大変苦しみました。キャンプの結果を踏まえてここにいることは、本来あり得ないことだと思う。やっぱり日本人であることで、すでに“勝ち組”なんだなと思っています」とジョークを交え、日本開催限定の28人枠入りについて特例扱いであることを語った。

 また、過去の経験からオープン戦の結果が必ずしもシーズンの成績に直結しない例を挙げ「春に起こることは、いろんなことがある。場所が変わって、大好きな日本でプレーすることで、気持ちも全く変わります。今の自分が持てる技術を見せたいと思います」と土俵際からの逆転シナリオを語った。

 米メディアから出た「いつ引退するのか?」という内角攻めにも「いつ分かるんですかね。それは僕にも分からない。こういう質問に慣れていないと改めて思いました」と対応。「2012年にシアトルからニューヨークにトレードで行ったわけですけど、毎日、その日を懸命に生きてきた。マイアミに行ってからも同じ。メジャーリーグは厳しい世界。いつ通達が来るかも分からない。そういう日々を過ごしてきた。そして今日またここにいるという状態です」と続けた。

 確実に迫り来る「引退」という現実に、日米通算4367安打を積み重ねてきた大打者はどうあらがうのか。その生きざまを見せる開幕2連戦となりそうだ。

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