左上腕三頭筋の張りのため西武第二球場で調整中の榎田大樹投手(32)が慎重にリハビリ調整を進めている。

 2月終盤の高知・春野キャンプで強い張りを訴えた昨年11勝左腕。その張りを覚えたのがキャッチボールの球数がある一定数に達してからだったことで、今はその球数を制限しながらの復帰調整が進められている。

 榎田は「キャッチボールはできているんで、あとはそこの段階だけです。今は数をある程度トレーナーの指示で決められていて、自分がもう少し投げたいと思えば聞いて指示を仰ぐ感じです。今のところ、強い張りは出てきていないので順調な感じです」と明るい表情。

 それでも、ブルペン入りのメドは立っておらず「(毎日)物足りないくらいで終わっているんで、トレーナーに聞きながらやっていこうという感じです」と、はやる気持ちを抑えながらの日々が続いている。