侍ジャパン・吉田正 メキシコ戦で満塁弾 好調の要因は打球データ解析システムにあり

2019年03月11日 16時30分

吉田正

「ジャパンの4番」に座ったオリックス・吉田正尚外野手(25)が、満塁弾を含む2打数2安打5打点の活躍で、チームの大勝に貢献した。

 無死満塁で迎えた初回の第1打席、メキシコ先発・バレダの2球目をフルスイングすると、打球は右翼スタンドへ一直線。先制の満塁本塁打に球場全体が騒然とするなか、悠々とダイヤモンドを一周した。

 第4打席でもダメ押しとなる犠飛を放った吉田正は「日の丸の重さを感じてプレーできた。重圧はそんなに。打てる球は打ちにいく、それだけです」と淡々と語った。

 好調の要因は球団が導入している打球データ解析システム「ラプソード」。レーダーとカメラから打球速度や角度など、様々なデータを計測できる最新鋭のトラッキングマシンで、吉田正はこれに興味津々だという。

 現在は昨年度のデータを随時解析中で「センター方向に強い打球を打つことを意識して試してます。全方向への意識はあったんだけど、それを今データで測ってもらっている。右中間、左中間にも強く打つようにしている」と試行錯誤の最中だ。外野陣は柳田、筒香、秋山、鈴木誠也らがひしめく激戦区。初選出ながら評価急上昇の若武者が、侍の外野手争いに殴り込みをかける。