西武・小野投手コーチ 楽天・浅村に真っ向勝負を厳命

2019年03月09日 12時40分

 西武・小野和義投手コーチ(53)が楽天とのオープン戦2連戦(9~10日、倉敷)に向けて、若手投手陣に前主将・浅村栄斗内野手(28)との真っ向勝負指令を出した。

 浅村に関しては、辻監督が昨秋のファンフェスタで「インコース、気をつけてください!」と宣戦布告。大阪桐蔭の先輩で捕手の岡田も「情は全くいらない。最初はぶつけるくらいの気持ちでいかないと後々、痛い目に遭う」とその実力を認めているだけに、厳しい言葉でこれに同調している。

 その上で投手陣を預かる小野コーチは、開幕前の絶好の対戦機会を2つの意味で好機と捉えている。

「とりあえずウチの若い投手陣がどう攻めていくか。打たれる、抑えるは別として、それが結果的に今年のデータになってくる。思い切り攻めていってくれればいい。最初から引いてしまったら(シーズン中も)向こうが優位に立ってしまう。逆に打たれてもいいという覚悟で、どんどん攻めていってほしい」

 勝敗に無関係な今だからできる浅村のデータ収集、さらには苦手意識を植えつけることができればと、基本的にストライクゾーンでの勝負を9日に登板するドラフト1位・松本や相内ら投手陣全員に通達している。

 若手投手にとって昨年の打点王・浅村を抑えればもちろん自信になる。小野コーチは「抑えれば、次の楽天戦で浅村を抑えたということで精神的に楽な状態で投げられるようになってくるだろうし、それが若さの強みだと思う。細かいことは考えずに向かっていってほしい。どういう結果になるかは別問題」と結果は度外視し、宿敵となる浅村との真っ向勝負を若手底上げの叩き台としたい考えだ。

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