日本ハム・大田 巨人で学んだ大切なこと

2019年03月08日 16時30分

本紙の直撃に胸中を明かした大田

【核心直撃】巨人から移籍して3年目。先のキャンプでは三塁の守備にも本格的に取り組んだ日本ハム・大田泰示外野手(28)がオープン戦で13打数7安打、打率5割3分8厘、1本塁打、1打点(7日現在)と絶好調だ。さらなる飛躍が期待される北の大砲に、現在の心境を聞いた。

 ――三塁守備と打撃、現在の手応えは

 大田 三塁はいろいろ考えるし、気も使うし、難しさもある。でも打席でプラスの部分もある。今は結果も出ているし、自分のやりたいことができている。怖いくらい順調です。

 ――移籍後にブレークした印象が強いが、巨人での経験も生きている?

 大田 それはいっぱいありますよ。たとえば準備の意識。試合に入る前にはどういう準備をしていけばいいのか、先輩たちからたくさん学ばせてもらった。一軍の選手でも朝早く来てセルフストレッチをしていて、それは今でも自分のルーティンになっている。矢野さん、鈴木尚広さん、小笠原さん。一流の選手はみんな準備が早かった。

 ――ベテラン中心だった当時の巨人と若手主体の日本ハムでチームメートとの接し方に違いは?

 大田 日本ハムでは自分も年上の立場。自分の性格的にもよく絡みにいきます。雑談も野球の話も両方です。巨人時代は(周りの年齢が)上過ぎたから…。一軍に行って話しかけるのはなかなか大変だったけど“自分から聞きにいかなきゃいけない”とは思っていた。

 ――巨人で学んだことを日本ハムで還元する考えは

 大田 自分から教えるのは違うと思う。向こうから聞いてくるなら教えますが、聞かれてもいないのにあれこれ言うのは向こうだって嫌がるし、自分から聞きにいかなきゃいけないと気づかなければ、教えたって意味がない。自分はそれを巨人で気付けた。巨人から日本ハムに来たからこそ、気付けたことが多かったんです。だから後輩にああしろこうしろと言うつもりはない。僕もジャイアンツで先輩の背中を見てついていこうとしてきたので。