清原和博氏が薬物啓発イベントに登場 自らの体験から薬物の恐ろしさ語る

2019年03月06日 19時29分

薬物啓発イベントに登場した清原氏

 覚醒剤取締法違反の罪で有罪判決を受け、現在は回復プログラムを受けて治療中の元プロ野球選手・清原和博氏(51)が6日、久々に公の場に姿を現した。

 都内で行われた、厚生労働省主催の啓発イベント「誤解だらけの“依存症”in東京」の終盤、特別トークセッションのゲストとして登場。薬物依存症治療センターの松本俊彦センター長との対談形式でトークは進められた。丸刈りで浅黒い肌は健在。スーツ姿で「どうも清原です」とあいさつして、中央のイスに座った。

 厚労省から薬物啓発イベント出演を依頼されたことに「正直、自分は逮捕されて3年になるんですが、コツコツと治療してきてですね、それが厚生労働省に認めていただいたのかと思うと、すごくうれしい気持ちでした」としみじみと語った。

 逮捕をきっかけとして、立ち直りのために「薬物の専門病院に通うと自分で決めて、弁護士さんに相談して病院を探していました」と明かす。通院は「約2週間に1回」だという。

 同じように薬物に悩んでいる人に向けて「自分の体験なんですが、薬物というものは一時的にやめられても、やめ続けるのは自分自身では非常に難しいこと。勇気を出して、専門の病院に行ってほしいなと思いますけどね」とメッセージを送った。

 また、周囲の家族や友人に「自分はいろんな人に支援していただいて、支えてもらっています」と感謝の言葉を述べた上で「自分の身近な人に正直に言えることが一番自分が変わったことだと思う。薬物を使っていたときは薬物を使うためにうそをつき、自分をどんどんどんどん追い詰めていってしまい、ほとんど苦しみの日々でした。それが、近くにいる人の理解があれば、自分は苦しいんだとかつらいんだとか言える環境があることが大きい」と語った。

 姿を見せたのは10分にも満たなかったが、これは心身に負担をかけない配慮だという。「短い間ですみません。ありがとうございました」。何度も礼をしながらステージから下りた清原氏には「清原さん大好き!」と会場の観客から拍手と声がかけられた。