清宮の「違和感」なぜ見逃された? 元トレーナーの見解は

2019年03月06日 16時30分

キャンプメニューをこなし、オープン戦に出場し続けた清宮

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)は、右手有鉤(ゆうこう)骨にひびが入っている状態で、本当にキャンプのメニューをこなし、オープン戦に出場し続けたのだろうか。

 在京球団でトレーナー経験のある球界OBは「あそこの骨折は分かりづらいんですよ。レントゲンになかなか写らないし、骨折を見逃してしまうことが多い。何度も角度を変えて撮り直したり、時期をずらして撮ってみたりといろいろやって、ようやく骨折線が確認できるという感じ。去年から違和感があったというのなら、おそらくは見逃されて、検査をしてもはっきりとは分からなかったんじゃないでしょうか」と、症状を確定させることができなかったことから、本人の申告任せだったのではないかと指摘した。

 それは球団の責任ではないのか。同氏は「トレーナーは手首の痛みはまず腱鞘炎を疑いますが、次に疑うのが有鉤骨の骨折です。同じ症状の選手は私がいた球団にも何人かいました。ただ、発見が遅れたのを責任問題と言われると…。トレーナーとしてはつらいですね」と、患部の性質上、仕方のない部分もあるとして現場をかばった。

 それでも今後については「治療は手術が一番。治ってしまえば後遺症など何事もなくプレーできます。深刻なケガではありません」とも。早期復帰に期待したいところだ。