阪神“眠れる4番候補”に矢野監督が活! 「時期尚早」の声を大山はハネ返せるか

2019年03月01日 16時30分

矢野監督(左)から指導を受ける大山

 チーム再建に燃える阪神・矢野燿大監督(50)が28日、眠れる4番候補・大山悠輔内野手(24)に活を入れた。

 今キャンプでの大山は実戦8試合で優先的に4番を任され、24打数5安打、打率2割8厘、4打点。光が見えてこない現状に、打撃の直接指導まで敢行していた指揮官は「打ちたい、打ちたいで(体重の)移動も大きくなり過ぎてボール球を振ってしまう。自分で打ったというヒットが増えてこない」とした上で「すぐ4番を外すことは考えてないけど(4番を)与えられるようなチーム状態ではない。(来日2年目の)ナバーロもいいとなれば(新助っ人の)マルテや他の選手の三塁もあるわけやから。結果が問われる? もちろん。これから判断するのは俺やから」と珍しく“脅し”を込めながら苦言を呈した。“金本チルドレン”の代表格でもあった大山は、今回もチーム唯一の侍ジャパン入りも果たすなど期待が高い。生え抜き主体のチームづくりを目指す球団では、他の誰よりも飛躍を望まれている。

 だからこそ、周囲の見る目もシビアだ。チーム内からは「今年は無理に大山を4番にしなくてもいいんじゃないか。まだ他の打順で経験を積ませた方がいい。幸い、福留や糸井もまだ4番で頑張れるということもある」(球団関係者)と“時期尚早”の指摘があるばかりでなく、一部選手から「もともと言葉数も少ないヤツで、今ひとつ何を考えているのか分からない不思議ちゃんタイプ。右の強打者なのは分かるが、4番でチームを引っ張るタイプではまだないと思う」とまで言われている。

 開幕まで1か月を切った。今が正念場の大山は「4番継続? 言っていられる立場にない。自分がやれることをやるしかない」と危機感でいっぱいだが、周囲の心配を吹き飛ばせるよう頑張るしかない。