実戦では12打数無安打 阪神の新助っ人マルテは「マートン2世」になれるか

2019年02月28日 16時30分

いまだ実戦ノーヒットのマルテ

 阪神の新助っ人ジェフリー・マルテ内野手(27=前エンゼルス)の真価はいかに…。

 主砲候補として期待されるマルテだが、実戦で12打数無安打と快音なしのまま春季キャンプを終了。27日、キャンプを総括した矢野監督もマルテの評価について「まだ把握できていないところもある。オープン戦で見えてくるものはある。やることはしっかりやるという姿勢を見せてくれている」と話すにとどめた。

 ただ打撃を見た評論家や球団OBからは「パワーがなさ過ぎる」「まったくタイミングが取れていない」など辛辣な意見が並ぶ。「30発は間違いない!」と昨年のこの時期に最上級の評価を受けたロサリオとは打って変わっての低評価ぶりだが、チーム内ではそうした外野からの集中砲火に対して“ちょっと待った!”の声が噴出している。

「全体練習前にホテルでやっているスイング練習にマルテも進んで参加しているんだよ。今までの助っ人であんな朝早くから練習に来る選手はいなかったからビックリした。日本人投手の映像も入念にチェックしているようでとにかく勉強熱心。ふたを開けてみたら大当たりかもしれないよ」(チーム関係者)。結果は出ていないものの、助っ人としては異例の“朝練出席”するほどの真面目ぶりがチーム内で好評を博している。

 さらに「あのマートンも来日したばかりのキャンプでの評価は散々だったが、シーズンでは爆発した。真面目で研究熱心なところは重なるところがある」(球団幹部)とマルテに“マートン2世”になる素質ありとの意見も。「シーズンに向けてやることがあるので、継続してやっていきたい」とあくまで本番を見据えるマルテだが、イマイチという評価を覆す活躍を見せたいところだ。