西武・高木勇「人的補償の重圧 今年は内海さんの番です(笑)」

2019年03月01日 11時00分

西武2年目のシーズンに巻き返しを図る高木勇

【核心直撃】昨季、巨人へFA移籍した野上の人的補償として西武に加入した高木勇人投手(29)。昨季は期待されながら、結果を残すことができなかった(1勝2敗、防御率8・69)。巨人時代の先輩だった内海も加入した今季は、どんな思いでいるのか。直撃した。

 ――昨季は結果が残せなかった

 高木 本当に皆さんの期待を裏切ってしまい申し訳ないと思っています。一軍で活躍して批判されるならまだしも、名前すら出ないまま終わってしまったので。情けないです。

 ――何が悪かった

 高木 今では何を言っても言い訳になってしまいますけど、キャンプ、オープン戦である程度結果を出してきたつもりだったのに、開幕で一軍枠に入れなくて。そこで気持ちがガクンと落ちてしまったんです。その後、一軍に呼ばれた時は「結果残さなきゃ」と重圧や焦りも出てしまった。今は(昨季の)自分に対してがっかりしています。

 ――今年にかける意欲は

 高木 昨年のようには絶対になりたくはない。気持ちの面でもだいぶ変わりました。今年は一歩引いて仕事をしようと思っているんです。アピールするのは当然ですが、やれと言われたところで100%できるようにしないといけない。先発、中継ぎとかもそうですし、仮に二軍での起用の時もです。昨年はその気持ちになる前に「やらないと」という気持ちの方が強かった。今年はそこが違います。

 ――内海の加入は刺激になるのでは

 高木 内海さんは巨人時代から尊敬していた人ですが、これまでの自分への人的補償という重圧が今後は内海さんにすべて行く。でも、それでいい。正直なところ、昨年までの重圧は今後、全部内海さんに任せます。いや、今年は内海さんが重圧を背負う番です(笑い)。

 ――先輩ですが…

 高木 いいんです。というか、内海さんは常に僕をイジリたくてしょうがないだけなんです。もともとそういう人ですけど、まだいろいろと隠している。本領発揮していない。僕はどちらかというと、今の(真摯な態度の)内海さんは違うと批判したいですよ(笑い)。

 ――でも、実際は内海にアドバイスしたりされたりしてるはず…

 高木 いろいろな話はしています。食事にも一緒に行ってチームのことを含め話をしました。でも、野球に関しては内海さんは巨人で実績もありますし、百戦錬磨ですから。重圧ははね返すと思います。自分のようにはなりません。気持ちの持ち方というか、そこは僕と全然違いますから。僕はそういうところを内海さんから見習わないといけない。でも、はっきり言って今はもうライバル。内海さんに負けたらダメと思っています。