巨人・大城 正捕手争いにど派手殴り込み

2019年02月25日 14時00分

8回に逆転3ランを放った大城

“第4の男”が巨人の正捕手争いにど派手に殴り込みをかけた。日本ハムとの24日のオープン戦(那覇)、2点ビハインドの8回一死一、二塁で、途中出場の大城卓三捕手(26)が逆方向の左翼スタンドに逆転3ランを叩き込んだ。

「つなぐ気持ちで打席に立った。(逆方向を)意識はしていなかった。伸びてくれと思った」という大城の一発により、3―2でオープン戦初白星となった原監督は「見事ですよね。向こうの方向に打てたっていうのもいい。今日はいい形でレギュラー捕手争いにきちんと名乗り出たと、そういうふうに僕は受け止めています」と東海大相模高―東海大という直系の後輩に賛辞を贈った。

 23日のオープン戦初戦の楽天戦(那覇)では、地元・沖縄出身にもかかわらずベンチ入り野手でただ一人出場機会なし。ようやく来た好機を生かした。

 1年目の昨季は主に内海(現西武)、メルセデスらの試合で先発マスクをかぶり、代打も含め83試合に出場。2割6分5厘、4本塁打、17打点とまずまずの結果を残した。しかし、スローイングに難があり盗塁を許すケースも多かった。

 今季の捕手陣は小林だけでなく、FAで炭谷、捕手復帰の阿部も加わったことでキャンプは二軍スタート。悔しさを味わったが、課題の守備面も日々、成長している。8回には二盗を阻止するなどアピールに成功。「アピールが大事。実戦でも打てるというのが一番、アピールになると思うので」とうなずいた。

 この日は那覇市内に住む父・昌人さん、母・淳子さんも応援に駆けつけスタンドから声援を送った。大城は「(捕手を争う)3人とも素晴らしいキャッチャーなのでアピールするしかない。今日だけではなくこのまま続けたい」。若武者の一振りにより、捕手争いはさらに激化の様相を呈してきた。