西武スカウト陣“笑顔の敵情視察”で楽天移籍の浅村を警戒

2019年02月13日 23時06分

西武のスカウト(右の2人)にあいさつする浅村

 西武の007部隊が13日、楽天の沖縄・金武キャンプを敵情視察。昨オフ、西武からFA移籍した前主将・浅村栄斗内野手(28)を表敬訪問し、状況調査を行った。

 午前中まで降り続いた雨により投手と野手を午前、午後の2部制に分けて練習を行った楽天の金武キャンプ3日目。その現場を3人の西武スコアラーが訪れた。

 金森打撃チーフコーチ、苫篠外野守備・走塁コーチ、光山バッテリー兼守備作戦コーチら西武出身、元西武の首脳陣を見つけてはあいさつを交わしていた3スコアラーだったが、そこに午後から練習を行った野手組のバスが到着。浅村、渡辺直が顔なじみの千原、黒瀬スコアラーを見つけるとしばし雑談に花が咲いた。

 慣れない新天地でも、そのマイペースぶりは変わらない浅村。練習中は常に渡辺直と行動を共にしているのだが、この日ばかりは、予期せぬ知り合いの訪問に表情を崩し、選手としても一緒にプレーしていた黒瀬スコアラーとうれしそうに近況を報告し合った。

 そのまま打撃練習場に向かった両選手は渡辺直が西武スコアラー陣に向かって「ちょっとバッティング見せちゃおうかな〜」「ビデオ回っているところで見せちゃおうかな〜」と、おちゃらけながら浅村を伴い打撃練習を開始。007部隊も、めったにない状況に笑みを浮かべながらの敵情視察となった。

 楽天の新戦力・浅村については「アサはあのまんま。あせっているところを見たことがない」(千原スカウト)、「直人さんだけでなく岸さんがいるのが大きい」と浅村を取り巻く楽天側の“西武人脈環境”をチェック。チャンスに強い打者であることは疑う余地がないだけに、浅村がすぐに力を発揮できる環境を警戒した。