「オヤジくさい」G宮国まさかの低評価

2013年03月31日 16時00分

試合終了後、原監督に後ろ髪を引っ張られる宮国

「セの大本命」の巨人は29日の開幕戦で広島と対戦し、4ー3で逆転勝利を収めた。“ハタチの開幕投手”で注目を集めた宮国椋丞投手(20)に白星はつかなかった。

 

 巨人・宮国が1988年の桑田真澄以来となる「20歳の開幕投手」を務めた。しかし自慢の制球力は影を潜め、7回途中3失点で降板した。その後に逆転し4―3で勝利したため、勝ち負けは付かなかったものの、4回には捕手の阿部から「お前、誰と勝負してるんだ? 俺とベンチか? 打者と勝負しろよ」とゲキを飛ばされたほどだった。

 

 オープン戦では4試合に登板し、防御率0・47と絶好調。首脳陣からの評価もさることながら「将来のエース」として、球団やチーム内の期待もうなぎ上りだったが、実は他球団の宮国評は180度違っていた。

 

 あるセ・リーグ球団のナインからは「宮国が先発してきたらラッキー」「投球が若い選手とは思えない。ひと言でいうと『オヤジくさい』」という声が上がっていた。また別の球団の関係者からも「ピッチングに迫力がない。まとまりすぎて、若手の投手にあるような荒っぽさとかすごみがない。しっかりと狙い球を絞れば打てる投手」の声も。総じて言えば「宮国、恐れるに足らず」という評価だったというのだ。

 

 開幕投手という大役だけに、プレッシャーや緊張が原因かとも思われたが、本人は「(開幕投手という)プレッシャーはなかったが、うまくいかなかった」とがっくり。

 

 原監督は試合後「(投球)内容は褒められたものではなかったが、次に必ずつながると思います」と次回登板での挽回を期待した。真価が問われる今季、完全にナメてかかっている他球団の鼻を明かすことができるか。