阪神ドラ3・木浪は遊撃手争いで鳥谷の脅威になる

2019年02月08日 14時00分

3ランを放った木浪

 阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(24=ホンダ)が7日、初実戦となる紅白戦で“プロ初本塁打”を放って猛アピールした。「7番・三塁」で先発出場し、最終回の6回二死一、二塁の場面で内角高めを強振。右翼フェンスを軽々と越える特大アーチとなった。

 鳥谷敬内野手(37)や北條史也内野手(24)との遊撃争いに挑む木浪は「(一発は)自分でもビックリ。今日は結果が出たが、これからも出るとは限らないのでしっかり練習していきます」とキッパリ。見守った矢野監督も「あいつも控えでいいと思ってはいないだろうし、貪欲にレギュラーを狙っていけばいい」とハッパを掛けた。

 生きのいい新人の出現で遊撃争いはいっそう激化している。紅白戦を見守った本紙評論家の遠山奨志氏は「初回にいきなり自分の判断でバントする度胸もあり、状況判断ができる冷静さもある。はまれば一発も打てる中距離タイプという点でも入団したころの鳥谷と似ている。どんどん名前を売ってほしい」と木浪を絶賛。さらに「現時点で鳥谷が焦ることはない。ただ、小技もできる左打者で守備がうまい同タイプだけに、このまま木浪が結果を出し続ければ首脳陣も頭を悩ますことになる。鳥谷にとってかなりの脅威で、うかうかしてはいられないだろう」と背水の陣で遊撃奪取を狙う背番号1の今後を左右するキーマンになると断言した。

 すでに名球会入りしている鳥谷に対して、木浪はルーキー。ただ“鳥谷超え”を果たす可能性は十分にあるというのが遠山氏の見立て。定評のある守備に加え、パンチ力も披露した木浪が虎のニューヒーローとなるか。

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