中日がチームぐるみでブランコ軽視

2013年03月29日 11時00分

 中日がDeNAとの開幕戦に備えて27日、ナゴヤドームで今季初となるバッテリーミーティングを行った。ブランコ、ソーサ、ソトの3選手を強奪された因縁の相手。高木守道監督(71)も「負けられないのはDeNA。お分かりでしょうけど絶対に負けられない」と宣言しており、舞台裏では徹底的な“ブランコ対策”が行われたかと思われたが、実際はまるで違った。

 

 1時間弱、ビデオを見ながらスコアラーがDeNA各選手の特徴、攻め方などを説明した。だがブランコに関しては「ほとんど話はなく、他の選手よりもサラリとやった」とチーム関係者。それどころか「ブランコよりもその周りが大事。その後にはラミレス、ノリ(中村)、筒香だっているんだから」とあえてブランコ以外の打者に注意するよう指示が飛んだというのだ。

 

 まさかのブランコ軽視。これには理由がある。「ブランコばかりを意識したら他の選手がおろそかになる。そっちの方が心配。ブランコのことは触れなくても選手は勝手に意識している。何も言わないくらいでちょうどいいんだよ」(チーム関係者)

 

 開幕投手が決定している吉見も「元チームメートだから、みなさんブランコ、ブランコと言いますが、それよりも1、2番だと思っています。それにブランコばかり意識すると抑えた時にその後の打者に気を抜いちゃいますから」と話す。

 

 チームぐるみでブランコ軽視。オープン戦で12球団最多の18本塁打を記録したDeNA打線封じの秘策となるか。