日本ハム・吉田輝星 球だけじゃない! ストレートへのこだわり

2019年01月22日 16時30分

2度目のブルペン入りした吉田輝

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18=金足農)がグラウンド内外で周囲を驚かせている。21日、千葉・鎌ケ谷市の二軍施設でプロ入り2度目のブルペン入り。スライダーも初披露するなど、44球を投げて順調な調整ぶりを見せつけた。やはり目を引いたのは糸を引くような直球で、ストレートへのこだわりは意外なところにも表れていた。

 鎌ケ谷の室内練習場に乾いたミット音と無数のシャッター音が響き渡った。直球25球にカーブ13球、スライダー6球の計44球を投げ込んだ吉田輝は「前回(18日の初ブルペン)よりは、まだマシでした。左打者に向けて押し付けすぎる球がなくなった。変化球はいい感じ」と充実の表情。いよいよ解禁したスライダーについては「高校時代からストレートに近いイメージ。ストレートが引っかかったようなのがスピードも速くて打者の手元で曲がる。今日は7割ぐらいの力で50%ぐらいの出来でしたが、今の段階ではいいかな」と手応えを口にした。

 習得を目指して練習中のチェンジアップもスライダーも、あくまで軸となる直球を生かすためのものだ。吉田輝の“真っすぐ”への強いこだわりは野球だけにとどまらない。ヘアスタイルもその一つだ。

 昨夏の甲子園やU―18ではややクセのある髪の毛が印象的だったが、プロ入り後は風になびくストレートヘアに、前髪の一部を立たせたオリジナルのスタイルを確立。18日に続いて並んでブルペン入りした同期入団の柿木は「ジャパンのときはクセ毛だなってイメージだったんですが、久しぶりに会ったらサラサラヘアになってて『これ、どうかな?』って聞かれたんです。ストパー(ストレートパーマ)かけたんかなと思ったら、どうもヘアアイロンでセットしてるみたい。髪でもストレートを大事にしてるんすかね」と吉田輝の“ヘア事情”を分析する。

 甲子園では帽子のつばを折って型付けしていたが、U―18では柿木から「つばを真っすぐにした方がオシャレだよ」と諭された。その際には「投手にとって『真っすぐ』ってすごく大事。帽子のつばも真っすぐにして、いいストレートを投げられるように、という意味もある」との説明を真摯に受け止め、吉田輝なりに髪形にも信念を込めたのかもしれない。

 いずれにせよ、サラサラのストレートヘアでさらに男前に磨きがかかった。ボールやヘアスタイルでも真っすぐにこだわる吉田輝は1年目での一軍定着にも真っすぐ突き進む。

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