阪神・近本 フルスイング男を見本にするべき

2019年01月18日 16時30分

外野ノックを受ける近本。右は高山俊

 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24=大阪ガス)が17日、新人合同自主トレに参加し、キャッチボールや外野ノックなどで汗を流した。この日は阪神・淡路大震災から24年目とあって、淡路島出身のルーキーは「震源地の北淡町は隣町。寝ている兄(3人兄弟の長男)の真横にタンスが倒れてきたと家族から聞かされた。もう少し(場所が)ズレていたら命も危なかった。自分も水だけは家に常に用意している」と神妙な面持ちで語った。

 そんな近本のルーキーイヤーからの活躍に向けてチーム内からはオリックス・吉田正尚外野手(25)を見本にすべきという声が噴出している。「吉田は小柄ながらこれでもかとバットを振り回して本塁打を量産している。体が小さいからといって打撃まで小さくなる必要はない。近本も体の割にパワーはある。足を使った内野安打狙いの打撃ばかりにならないように注意しないといけない」(球団関係者)

 昨季の吉田正は三振上等とばかりの豪快なフルスイングを武器に打率3割2分1厘、26本塁打と大ブレーク。同じく身長170センチの近本にも昔ながらの小兵タイプではなく、スケールの大きな強打者になってほしいという。50メートル5・8秒という俊足を生かすため矢野監督は早くも「2番は左打者で足が速いやつがいい。そういうところで合う」と起用の構想を胸に秘めているが、メジャー流の“強打の2番”としてチームをけん引することはできるか。

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