【マサチューセッツ州ボストン14日(日本時間15日)発】USAトゥデー紙など複数の米メディアが、ナショナルズからFAになったブライス・ハーパー外野手(26)がフィリーズとの合意に向けて最終交渉に入ったもようだと伝えた。

 今オフのFA市場最大の目玉であるハーパーは、米大リーグ史上最高額になる総額4億ドル(約432億円)超えの超大型契約の可能性が指摘されている。再契約を目指しているナショナルズは年平均2500万ドル(約27億円)以上の条件提示は困難とも報じられる一方、フィリーズのオーナーらが12日(同13日)にハーパーの出身地ラスベガスに足を運んで面談したことで、交渉が一気に進展したようだ。

 もう一人の目玉、ドジャースからFAになったマニー・マチャド内野手(26)について、米スポーツ専門局ESPNはホワイトソックスが8年契約のオファーを出したと報じた。総額3億ドル(約324億円)超とみられる。合意すれば、これまでチーム史上最大契約だったアブレイユの6年総額6800万ドル(約73億4000万円)を上回る。FA市場の“主役”2人がついに決着か。