阪神・能見篤史投手(39)が11日、甲子園球場で自主トレを公開。キャッチボール、ランニングなどで汗を流した。

 例年は岩貞、梅野ら後輩ナインと暖かい沖縄で行ってきたが、不惑の40歳シーズンを迎える今年は「年齢的にもあの子らが中心となってという年代になったので、自分らで考えてしてくれたらいいか、と。一人になるということは自分自身にも厳しくしないといけないですし、そういうところが、もう一度必要じゃないかなと思った」と単独で自主トレに励むという。

 昨年は先発で結果を残せず二軍落ちを経験。中継ぎに転向してから調子を取り戻した。プロ15年目の今季は矢野新監督のもと、救援エースとしての期待がかかっており、「40歳の一般の人に頑張ってるな、という姿を見せられたら」と話した。